献血にご協力をお願いします 〜総合保健福祉センター
血液や献血についてご存知ですか?
血液は「血漿(けっしょう)という液体成分」と、「赤血球・白血球・血小板などの血球」でできています。
献血とは、この血液を誰かに分けることです。
また、献血には種類があり、血液のすべての成分を採血する「全血献血」と、血液中の血小板や血漿だけを採血する「成分献血」があります。
献血は何のために行うのか
献血された血液は、病気の治療や手術などで血液が必要な方に使われます。
ただし、血液は生きている細胞が入っているため、長期の保存ができません。また、献血された血液を輸血に使用できる期間は、血漿や赤血球、血小板でそれぞれ期間が異なります。
血液成分の種類 | 保存期間 |
赤血球(せっけっきゅう)製剤 | 採血後21日間 |
血小板(けっしょうばん)製剤 | 採血後4日間 |
血漿(けっしょう)製剤 | 冷凍し、採血後1年間 |
血液によって救われる命と、命を支えるために必要な献血
全国規模では、1日に約3,000人、1年で約120万人のいのちが輸血によって救われています。そして、いのちを支えるためには1日に約14,000人分、1年で約525万人分の献血が必要と言われています。
24時間365日、いつでも医療機関へ血液を届けるために、多くの方の協力が必要になります。
なぜ、献血なのか
血液は生きている細胞で構成されているため、人工的に作ることができません。そのため、現在、医療機関で使用されるすべての血液は、献血によって確保されています。
献血は誰でもできるの?
献血ができる年齢
献血は16歳から69歳までの方はご協力いただけます。ただし、献血で確保する血液の量や、献血の種類によってそれぞれ異なりますので確認が必要です。
また、年齢とともに、体重も一定量以上が必要になります。
全血献血 | 成分献血 | ||||
200mL | 400mL | 血漿 | 血小板 | ||
年齢 (※1) | 16〜69歳 | 男性 17〜69歳 女性 18〜69歳 | 18〜69歳 | 男性18〜69歳 女性18〜54歳 | |
体重 | 男性 | 45kg以上 | 50kg以上 | 45kg以上 | |
女性 | 40kg以上 | 50kg以上 | 40kg以上 |
※1 … 65歳以上の献血については、献血をされる方の健康を考えて、60から64歳までの間に献血経験がある方に限られます。
献血をしている方の状況
熊本県内では、年間に約75,000名の方々に献血をいただいています。実人数は6割強の45,000人ほどです。
また、献血者の約70%が30代から50代までの方で構成され、10代は5%、20代は18%ほどと若年層の献血が少ない傾向が続いています。
さらに、献血回数が年間1回の方が実人数の約68%を占めており、複数回献血が可能だが年に1回しかしないという方が多数見られます。
なお、全血献血の基準では、男性は年に3回、女性は年に2回献血が可能となっています。(全血献血と、成分献血では、次回までの期間が異なります。)
献血はどこでできるの?
献血は、日赤プラザ献血ルーム(熊本市長峰)や下通り献血ルーム(熊本市)の各献血ルーム、献血バスで可能です。
甲佐町でも年間4回、町役場においても年に3回実施しており、町内でも献血が可能です。
次回献血予定日:平成31年2月18日(月)9時30分〜11時30分 12時45分〜16時00分(受付時間)
献血前には、組回覧や、防災無線でお知らせを行いますので、ぜひご協力ください。
あなたの大切なひとを救ってくれるのは、だれかの善意かもしれません。
また、あなたも献血を行うことで、だれかの大切なひとを救うことにつながるかもしれません。
全血献血は約40分で終わります。
献血は40分で大切ないのちを救うことができる素晴らしい行動です。
あなたの善意をお待ちしています。
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