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ストップ!動脈硬化 脂質異常症の予防について〜総合保健福祉センター「あゆみだより」(平成30年10月)

更新日:2018年10月1日

脂質異常症を予防して、ストップ!動脈硬化!!

動脈硬化とコレステロールの関係

 血液中には、コレステロールや中性脂肪などの脂質が含まれています。コレステロールは、細胞膜やホルモンなどの材料となり、体に必要な物質です。しかし、血液中に余分な脂質が多くなると血管の壁にコレステロールが入り込んでたまり、「動脈硬化」を起こしやすくなります。

脂質の種類

 コレステロールは、血液にはそのまま溶け込むことができません。そのため、たんぱく質などに包まれて、血液中を流れています。コレステロールは、包んでいる物質の違いによって、さまざまな種類にわけることができます。

  • LDLコレステロール

 肝臓から全身にコレステロールを運ぶという大切や役割を担っています。しかし、血液中に増えすぎると、血管の壁に入り込み、動脈硬化を進めます。そのため、「悪玉コレステロール」とも呼ばれます。

  • HDLコレステロール

 体内の余分なコレステロールを、肝臓に戻す働きがあります。血管の壁にたまったコレステロールを回収する働きもあるため、「善玉コレステロール」とも呼ばれます。

  • 中性脂肪

 体のエネルギー源になります。しかし、食べ過ぎや運動不足によって増加すると、小型で、特に血管の壁に入り込みやすい「超悪玉コレステロール」を増やし、動脈硬化を促進する原因になります。

血液検査で自分の脂質代謝を確認しよう

 脂質異常症の診断基準は以下のとおりです。自分の血液検査の結果を確認してみましょう。

  • 高LDLコレステロール血症 : LDLコレステロール140mg/dL以上
  • 境界域高LDLコレステロール血症 : LDLコレステロール120〜139mg/dL
  • 低HDLコレステロール血症 : HDLコレステロール40mg/dL未満
  • 高中性脂肪血症 : 中性脂肪150mg/dL以上

 最近の診断では、「LH比」も注目されています。LH比は「LDLコレステロール÷HDLコレステロール」で算出されるコレステロールのバランスです。LH比が2.5以上の場合は、動脈硬化などの危険性が高くなります。

治療の基本は生活習慣の改善

 脂質異常症の治療は、食事や運動など生活習慣の改善が基本です。

 食事のポイントは、青魚や野菜、大豆製品などを積極的に摂取することです。青魚に多く含まれるEPAはLDLコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。野菜やきのこ、海藻類、大豆製品は食物繊維が豊富に含まれるため、余分なコレステロールの排泄を促します。

 運動のポイントは、有酸素運動を行ったり、生活の中で体を意識的に動かしたりすることです。運動することによってHDLコレステロールが増加し、動脈硬化の進行を抑えることができます。

 生活習慣の改善を行っても血液検査の結果が改善しない、肥満・高血圧・糖尿病など他の病気があるなどの場合は、内服治療も必要になります。そのまま放置すると動脈硬化がさらに進行し、心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性も高くなります。

 人によってコレステロールの吸収率など体質も異なりますので、医師に相談し、生活習慣の見直しや適切な治療を行って、動脈硬化を予防しましょう。


お問い合わせ

甲佐町役場 総合保健福祉センター 総合保健福祉センター係
電話番号:096-235-8711この記事に関するお問い合わせ


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