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図書だより

更新日:2017年1月11日

わたしのおすすめ図書

『街道をゆく』著者:司馬遼太郎(朝日新聞社)

小説を読めば、その中に自分を置いて一喜一憂し、空想に浸ることが可能です。紀行文もまた然り。

司馬遼太郎の『街道をゆく』は小説と同じようにいろいろな所に行け、「なるほど!」こういう見方もあるんだと居ながらにして、土地の特長や事象を知ることができます。

20年くらい前には、毎週日曜日正午、この『街道をゆく』が放映されていました。その記憶もいまだに私の脳裏に残っています。

今回、この本を改めて読み直してみると、著者の凄い観察力もさることながら、あそこまでその土地を深く掘り下げることの出来る洞察力や調査に頭が下がります。と同時に自分たちが物を見たり、書いたりする場合、果たして彼のように完璧に人に伝えるような文章が書けるでしょうか。私には自信がありません。

現代は、軽いタッチの読み物に焦点が向きがちですが、一度は重厚な本に触れてみることをおすすめします。そして、本の中で遊び旅をし、新しい自分探しをする、という試みをするのもいいかもしれません。

 

石坂 妙さん

吉田区 石坂 妙さん

 

 

 

 

 

 

 

「街道をゆく」内容  

 「湖西のみち」から、25年の「街道」の旅は始まった。琵琶湖西岸の渡来人の足跡を確かめ、信長が逃げ込んだ朽木谷を訪ねる。幼いころ司馬遼太郎が遊んだ奈良の「竹内街道」、「私は日本の景色のなかで馬関(下関)の急潮をもっとも好む」と書く「長州路」には幕末を彩った吉田松陰、坂本竜馬らも登場する。司馬史観が自在に展開するシリーズ。

 

 

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