新たな町政に向けて
新年あけましておめでとうございます。平成20年の年頭にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。町民の皆様におかれましては、それぞれのご家庭で輝かしい良き新年をお迎えになられたことと思い、謹んでお喜びを申し上げます。
また、日ごろから町行政に対して温かいご理解とご協力を賜り、改めて厚くお礼を申し上げます。
さて昨年は、7月の集中豪雨により、町内のいたるところで災害が発生し、町民の多くの皆様が被害を被られました。その際には、町民各位のご協力によりまして、早急にライフラインが復旧できましたことを感謝申し上げます。
なお、河川や道路については、現在、国・県・町が一体となって災害復旧工事に全力を傾注し、早期の復旧に努めているところでございます。
明るい話題では、プロ野球の横浜ベイスターズに入団された本町出身の高崎健太郎投手が2勝するなど目覚しい活躍をされたほか、12月開催の郡町対抗駅伝大会では32年目にして初の優勝を飾るなど、本年においてもそれぞれにさらなる活躍を期待しております。
また私事ではありますが、昨年は私にとって人生の大きな節目の年でもありました。町民の皆様の温かいご支援により9月から町長の職に就かせていただき、町政を担うという責任の重さを感じ、「町政に対する信頼の回復」を基本として全力で取り組んでおりますが、あっという間に4か月が過ぎた感じが致します。
今後とも、町民の皆様から寄せられた期待に応えるべく、強い信念と情熱をもって、職員とともに力を合わせ、一緒になって汗をかき、「甲佐町の再生」という大命題に向けた政策の実現に全力を尽くす所存であります。
ところで、「三位一体の改革」など国が進める行財政改革、特に地方交付税などの削減によって、今日、都市と地方との「格差」が大きな問題となっていることは皆様ご承知の通りであります。
県においては、平成20年度当初予算の大まかな見通しは、大きな税源委譲がなければ、約442億円の歳入不足とも言われ、さらには道路特定財源が本則課税に戻った場合は県関係で約100億円、本町にあっても約5,000万円の税収の目減りが予想され、今後の県道整備、さらには国庫補助事業の財政負担にも大きな影響が危惧(きぐ)されているところであります。
本町においても依然として厳しい財政運営を強いられておりますが、急速な少子高齢化による過疎化への対応、福祉、子育て支援、教育支援など取り組むべき課題に対しては、一つ一つ解決していかねばなりません。それらの住民サービスに対応するため、町では「行財政改革プラン」を随時見直しながら実施し、経費削減効果による財源確保に努力したこともあり、財政町政基金をみても、徐々にその効果が現れてまいりました。
しかし、今後の「甲佐町の活性化」を図る上では、従来からの政策に加えて新たな感覚の下、政策として投じなければならない各種施策の経費や、甲佐小学校・甲佐中学校などの学校施設整備には多額の経費が見込まれ、中期的な財政計画を考えた場合、本町の財政事情は、決して安閑としていられないというのも実情であります。したがって、より一層、行財政改革による組織のスマート化や町有地などの資産運用に加えて、施設運営の在り方についても検討していかねばならないと考えています。
また、今後の産業振興に向けた人材の活用や、企業立地の誘引条件として必要な道路環境の整備をはじめ、IT環境の整備の必要性を感じ、さらには地球温暖化の影響と思われる度々発生する台風や集中豪雨、防犯・防災併せたところの危機管理についても充実させていきたいと考えております。
本年も町民の皆様のご理解の下、本町の健全な発展に向け、なお一層の努力をしてまいります。町議会をはじめ町民の皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げ、年頭のごあいさつと致します。
(平成20年1月1日)
総務課 総務係: 電話(096)234-1111 (内線221)
